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逢坂 夕陽 (桂あやめ)
男役トップ級の役から脚本、衣装、小道具、運搬など雑用全般まで務める。娘が小5で宝塚に魅入られた影響で全組の公演を観に行っているがいつも「このシーン使える!」「ここはお笑いにできる」などという花タカ目線で見てしまう。
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美園 章 (笑福亭生喬)
宝塚大劇場に着物で通う粋なファン。「エリザベート」の皇帝フランツの晩年「夜のボート」のシーンで充実の演技を見せるも娘役に転向、「風と共に去りぬ」スカーレットの意外なまでの美しさでお客様を驚愕させる。
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さざ波 の乃 (林家染雀)
花詩歌タカラヅカのトップ娘役、というか立女形。本来宝塚よりは歌舞伎、ダンスよりは日本舞踊を得意とするが、幼少の頃よりピアノで鍛えた音楽性の高さで一座を支える。叔母は日本人で初めてイタリアで蝶々夫人を演じたオペラ歌手東敦子氏。
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高原 らな (笑福亭生寿)
師匠・生喬とともに宝塚に魅せられ、第2回公演「ベルばら名場面集」の小公女で初舞台。「エリザベート」では念願のルキーニを演じるが声の高さと演技力から「ME AND MY GIRL」ではトップ娘役サリーに抜擢され、可憐な歌で宝塚評論家をも虜にした。
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小石川 みや美 (桂春雨)
第3回公演より花詩歌タカラヅカに参加。大劇場はもちろん東京、名古屋から小劇場まで、ほぼすべての宝塚公演を観劇している。「エリザベート」マデレーネ役のためにバレエも始め、稽古場では入念なストレッチからと、やる気は本格派。
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百貫 で舞 (桂三金)
<百貫デブ>から<ももぬき でぶ>の芸名の如く、100kg越えの大型ジェンヌ。ボリュームのある役どころと体を活かした笑いをほしいままにする。しかし意外にダンスは俊敏、ゴスペルで培った声でエトワールも勤める。
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片平 京 (笑福亭松五)
第1回、2回と手伝いに来てくれてたところから「きっと出たいのだろう」とスカウトすると嫌がることもなく第3回より参加。「エリザベート」では気のふれたヴィンディッシュ嬢、「ME AND MY GIRL」では耳の遠いジャスパー卿など個性的な役で客席に印象を残す。
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絹越うの (月亭天使)
宝塚好きとのことで第3回より参加。東京、大阪で若手宝塚ファンの落語会を催すなど積極的に活動。「ME AND MY GIRL」新人公演サリー役は可愛く、「風と共に去りぬ」のベル・ワトリングは涙を誘うほどやさぐれ女を好演した。
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新 まち穂 (はやしや香穂)
同期の生寿と共に第2回公演「ベルばら名場面集」小公子として初舞台。普段は裏方のお囃子さんであるが宝塚愛と男役としての姿の良さから毎公演、若手花形男役スターの役を確保。「エリザベート」のルドルフ、「ME AND MY GIRL」のジェラルドはハマリ役。
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矢摩 千里 (桂米輝)
「エリザベート」の際師匠の米團治の稽古に付いてきたところ、歌や芝居の才能を認められスカウトされる。落語の方でも新人グランプリを不思議な発想の新作で制するなど、注目度急上昇中の若手である。
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河掘 じゅにあ (林家染八)
父は師匠である林家小染、母はお囃子の入谷和女、叔母は桂あやめという逃げ場のない環境で育ち、花詩歌タカラヅカの手伝いも逃れられぬ運命で初回から手伝う。裏方のつもりが人手不足により気づけば毎回化粧され舞台に立つ。
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喜多浜こすも (中田まなみ)
カルビー製菓創始者の孫という正統派お嬢様でありながら同級生の噺家・春雨と結婚、愛のために寄席のお囃子になるという歌劇になりそうな波乱の人生を生きる。宝塚観劇、バレエ教室にも夫妻で仲良く通い、毎公演娘役組長クラスの役をしっかり演じる。
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生玉 緑 (入谷和女)
お囃子界一番の大御所でありながら何にでも気軽に参加する性格で花詩歌タカラヅカにも出演。芸名もさながら住んでいるマンションの色まで緑色。毎公演衣装も必ず緑色を身につけ、風貌も年齢不詳のエバーグリーンぶりで妹あやめの方が姉と思われることが多い。
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阿倍野 こぶし (真山隼人)
若手浪曲師として活躍しながらも専科の轟悠の追っかけを続ける立派な宝塚オタク。第6回公演「風と共に去りぬ」ではナレーション代わりの浪曲から青年役、貴婦人役まで勤め、さすがの声量で観客を圧倒した。花詩歌タカラヅカの新兵器。
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富田林 まり (めぐまりこ)
松田聖子を中心としたモノマネショーを本業に、女優、ダンサー、振付家としての仕事もこなす。花詩歌タカラヅカでは立ち姿さえままならぬ噺家にダンス指導をしつつ、娼婦、黒天使など動きで見せる役を確実にこなしてくれている。
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天橋 満 (林家花丸)
すさまじい宝塚愛で上方落語界に宝塚観劇の楽しさを伝えた張本人。花詩歌タカラヅカでも「ベルばら」のオスカル、「ロミジュリ」のジュリエット、「エリザベート」のトート、「ミーマイ」のビルなどをトップスターとして演じたが、落語に専念のため卒業、第6回公演で退団セレモニーを本家そのままに行った。
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