花詩歌タカラヅカの歴史
落語家・林家花丸が宝塚の落語をモチーフにした公演での指導を頼まれたのをきっかけに宝塚歌劇の素晴らしさにハマり、噺家、お囃子への布教活動を行ったのが実を結び繁昌亭でも宝塚を!という展開になっていった。
これまでの6年間すべて大入り満員、補助席まで出る人気イベントとなっている。
2012年 第1回「はなしか宝塚ファン倶楽部」を開催。
花丸のほか桂あやめ、笑福亭生喬、林家染雀の4人で宝塚をネタに取り入れた落語の後、歌とダンスを披露した。
2013年 第2回「はなしか宝塚ファン倶楽部」を開催。
この回から生喬門下の生寿と同期のお囃子はやしや香穂が入団。落語の後「ベルサイユのばら」名場面集を演じる。
2014年 第3回「はなしか宝塚ファン倶楽部」からは落語より後半の比重がかなり高くなる。
団員も桂春雨、桂三金、桂雀五郎、笑福亭松五、月亭天使、入谷和女、中田まなみ など一気に増えた。演目は「ロミオとジュリエット」、前半後半で主要な役を役替わりにし1時間以上の歌劇となった。
2015年 第4回「はなしか宝塚ファン倶楽部」はとうとう2Daysとなった。
演目の「エリザベート」は特別出演に桂米団治を迎え、主役の黄泉の帝王トートを花丸と役替わりで演じた。
2016年 第5回「はなしか宝塚ファン倶楽部」では新人公演も加え3公演に。
演目は「ME AND MY GIRL」。この公演から<れ・みぜらぶるず>のリピート山中、フランシー堺を中心に生演奏となる。
2017年 第6回「はなしか宝塚ファン倶楽部」で、元祖はなしか宝塚である林家花丸が退団を発表。
黒紋付緑袴のタカラジェンヌの正装でセレモニーを行う。演目は「風と共に去りぬ」。なんと今回この「風と共に去りぬ」や「ベルサイユのばら」という宝塚を代表するミュージカルを作り上げた植田紳爾先生が観劇に来られるという光栄にありがたいやら申し訳ないやら…いや、幸せでした。
リピート山中氏による花詩歌タカラヅカの歌「We Love The TAKARAZUKA」も完成、フィナーレで披露する。
同年、「繁昌亭開席11周年記念興行」の出し物を花詩歌タカラヅカが任される。